1: ねこ名無し ★@無断転載は禁止 2016/10/28(金) 02:05:14.11 ID:CAP_USER
ハンギョレ主管の軍艦島文学紀行
小説の主人公たちの姿が鮮やかに
遠藤周作や「蝶々夫人」の跡地も

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ハンギョレの主催で作家ハン・スサン氏と共に行く軍艦島文学紀行の参加者が23日午前、長崎県端島(軍艦島)で作家(右)の説明を聞いている=長崎/チェ・ジェボン記者//ハンギョレ新聞社

 「本当に夢のようです。私の小説を読み泣いて笑った読者とともに、小説の舞台である軍艦島の地を踏むことになるなんて、作家としてこれ以上光栄なことないでしょう。1989年に東京都神保町の書店で岡正治牧師の本「原爆と朝鮮人」と会ったのが縁となって、10年の取材と度重なる執筆の失敗、そして一次出版と改作で、はじめて完成するまでの27年の歳月の間、私をしてこの小説を諦めずにせしめたのは、まさに今日のためだったという気がします」

 23日午前、長崎沖の島である端島、別名の軍艦島。ハンギョレの主管で読者約20人とともに自身の小説「軍艦島」(全2巻、創批)の舞台を訪れた作家のハン・スサン氏の声が震えた。「軍艦島」は、日帝強制占領期の終盤に軍艦島の地下炭鉱で過酷な労働に苦しめられた朝鮮人徴用工の苦難と闘い、そして長崎の原爆の惨状を描いた小説だ。

 悪天候のため、前日は船が出航できなかったというニュースに一行は緊張しながら宿を出発した。23日、長崎と軍艦島にはかなりの雨が降ったが、幸いにも波が高くなかったため、一行はレインコート姿で島に降りた。昨年7月、軍艦島がユネスコ世界文化遺産に登録された後、急増した日本人観光客が案内員の説明を聞く一方で、ハンギョレ紀行団はハン・スサン氏の別途の説明に耳を傾けた。

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ハンギョレの主催で作家ハン・スサン氏と共に行く軍艦島文学紀行の参加者が23日午前、長崎県端島(軍艦島)で作家(左)の説明を聞いている=長崎/チェ・ジェボン記者//ハンギョレ新聞社

 「皆さんが立っている前には総合事務所があり、船着場から対角線方向に(小説の登場人物の)チサンやウソクなど徴用工が住んでいた宿舎があり、その下の防波堤が酒場の女クムファとウソクが散歩をした場所です。初めてこの地を取材した頃は、軍艦島の徴用工出身であるソ・ジョンウさんと漁船を借りて乗り、誰もいない島に入りました。皆さんは廃墟になった島のあちこちを歩き回り、水と海苔巻きで昼食を済ませた私の姿を、小説の主人公たちと一緒に思い浮かべてください」

 作家は「『軍艦島』の原作である『からす』の日本語版が出た2009年3月に軍艦を訪れた時、波のために接岸できず船に乗ったまま島を一周した際に、霧の中で白装束を着たクムファが私に手を振った幻影を見て、涙を流したことが頭に浮かんだ」と言い、「その時も作家として幸福な経験をしたが、今日の非散文的な経験には比べようもない」と語った。

 翌日の24日は嘘のように空がからっと晴れた。紀行団は、海の向こうに軍艦島を見渡せる長崎郊外の野母崎の水仙の里公園と、権現山展望台に上った。ついに脱出に成功したチサンが安全な避難先を探してさまよった場所がこの境目だった。穏やかな海の向こうの手に取れるほど近い軍艦島は、平和そうだというのも超え美しくさえ見えた。「昨日雨風の中で訪れた軍艦島では閉じ込められた徴用工の鬱憤を感じることができたとすれば、今日の快晴の天気は島から脱出したチサンが感じた自由の新鮮な空気を想像させる」と作家は語った。

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同日午後、長崎平和公園の片隅にある朝鮮人犠牲者追悼碑を訪れた一行=長崎/チェ・ジェボン記者//ハンギョレ新聞社

http://japan.hani.co.kr/arti/culture/25514.html

>>2以降に続く)

引用元: ・【韓国紙】作家ハン・スサンと共に、徴用工の恨(ハン)こもった軍艦島を訪ねて[10/28] [無断転載禁止]©2ch.net

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