1: 雨宮◆3.yw7TdDMs 2015/02/25(水)22:59:34 ID:Fuh
先日2月12日、『とくダネ!』(フジテレビ系)MCの小倉智昭氏が
「韓国の人は自分の責任を感じるよりも、まず他人のせいにしたがるの?」と発言、これはヘイト発言だとして大きな問題となった。
しかし、今度は日本テレビの『スッキリ!!』で、またしてもヘイトまがいの発言が飛び出した。
「いまさら教育しても直りません。こういう国だから孔子は論語っていうものを書いて礼儀を大事にしようって言ったんだけど、
いまだかつて何千年直ったことがない。中国にないのは、マナーと民主主義です。永遠にないと思う、ぼくは」
発言者は、『スッキリ!!』ゲストコメンテーターの勝谷誠彦氏。昨日放送された、
旧暦の正月である春節を迎えて日本に押し寄せている中国人観光客の、銀座での買い物事情と、
そのマナーの悪さを紹介するコーナーが終わりにさしかかったころ、突如として勝谷が吠えはじめたのだ。
勝谷氏は、冒頭の言葉のあと、こうつづけた。
「もうひとつ言いたい。銀座は目先の金に飛びついていますよ! ね? 後悔しますよ。
今回、向こうから来ているけれども、中国の人件費安いからっていっぱい出て行きました(日本の)企業。
いま、ほとんどが後悔して撤退しようとしているけれども、うまくいかない。これねえ、日本の温泉地とかいくつか高級な場所知っています。
日本人が来なくなります。ぼくだって行きたくありません、こんな銀座は。どっちを選ぶかです。(銀座は)目先のそういう金が欲しいのか」
このように一気呵成に勝谷氏が演説をぶつと、MCの加藤浩次氏とテリー伊藤氏も困惑。フォローするようにテリー氏が、
「とは言っても(中国人が観光に)来ることによって、日本という国を理解してくれて、本国に帰って"日本ってすばらしい!"と言ってくれると、
日本と中国の交流はよくなるわけじゃないですか」と述べるが、勝谷氏は「よくなりません!」と再び否定。
「歴史的事実を言っているだけだから!」とヒステリックにがなり立てた。
勝谷氏といえば、すでに降板したが『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ系)でも嫌韓反中の態度を示し、
過激な発言を繰り返してきた人物。その罵詈雑言がネトウヨからの支持を集めてきたが、今回の放送でも、
Twitter上の反応は「よくぞおっしゃった!」「スッキリで勝谷が正論言いまくりでスッキリだわ」と勝谷氏の発言を肯定する意見も多く寄せられた。
この中国人観光客の公共マナー問題については『スッキリ!!』に限らず他局でも大きく取り上げられているが、
語られるのはいつも「日本人にとっては信じられない光景」という意見ばかり。日本人は行儀正しく、街もきれいで、
みんなゴミはきちんとゴミ箱に捨てるのに......と、まるで日本人はむかしからマナーを守る民族だと言わんばかりに誇らしげだ。
しかし、そんな公共意識や衛生概念を日本人がもつようになったのは、つい最近の話。
むかしは日本人だって、中国人と似たようなマナーの悪さだったのだ。勝谷氏はマナーの悪い中国人で溢れる銀座に行きたくないというが、
むかしの銀座は、同じようにマナーのなっていない日本人で溢れていたわけである。
そんな過去もなかったことにして中国人のマナーにだけ目くじらを立てるあたりは、さすが"歴史修正主義者"の面目躍如というべきかもしれない。
だが、勝谷氏の発言は見過ごせない問題をはらんでいる。それは、「いまさら教育しても直りません」と断言している点だ。
日本も同じような道を通ってきたにもかかわらず、都合の悪い歴史は棚上げして、中国や韓国を叩く材料にする。
そして、それは「直らない」と決めつける。マナー問題に限らず、こうして頭から決めてかかる態度によって、
日本は優れた国、中国・韓国は劣った国といういびつな印象操作を行うのは、ヘイト以外の何者でもない。前述の池上氏も、今回のような言説を、こう批判している。
〈歴史的発展段階で通る過程において起きることを、韓国だから中国だからこうなんだといって叩いている。
ちょっと前は日本だって同じだったよ、という歴史も知らないまま日本の誇りを持つというのは、非常に歪んでいます。〉
〈昔から日本は清潔好きで、行列はちゃんとつくる優等民族だという発想がこわいですね。民族の問題じゃない。発展段階や政治体制の問題なのに。〉
歪んだ優越感と差別意識の「恥」というものを私たちはもっと自覚すべきだろう。(水井多賀子)
http://news.livedoor.com/article/detail/9817725/
「韓国の人は自分の責任を感じるよりも、まず他人のせいにしたがるの?」と発言、これはヘイト発言だとして大きな問題となった。
しかし、今度は日本テレビの『スッキリ!!』で、またしてもヘイトまがいの発言が飛び出した。
「いまさら教育しても直りません。こういう国だから孔子は論語っていうものを書いて礼儀を大事にしようって言ったんだけど、
いまだかつて何千年直ったことがない。中国にないのは、マナーと民主主義です。永遠にないと思う、ぼくは」
発言者は、『スッキリ!!』ゲストコメンテーターの勝谷誠彦氏。昨日放送された、
旧暦の正月である春節を迎えて日本に押し寄せている中国人観光客の、銀座での買い物事情と、
そのマナーの悪さを紹介するコーナーが終わりにさしかかったころ、突如として勝谷が吠えはじめたのだ。
勝谷氏は、冒頭の言葉のあと、こうつづけた。
「もうひとつ言いたい。銀座は目先の金に飛びついていますよ! ね? 後悔しますよ。
今回、向こうから来ているけれども、中国の人件費安いからっていっぱい出て行きました(日本の)企業。
いま、ほとんどが後悔して撤退しようとしているけれども、うまくいかない。これねえ、日本の温泉地とかいくつか高級な場所知っています。
日本人が来なくなります。ぼくだって行きたくありません、こんな銀座は。どっちを選ぶかです。(銀座は)目先のそういう金が欲しいのか」
このように一気呵成に勝谷氏が演説をぶつと、MCの加藤浩次氏とテリー伊藤氏も困惑。フォローするようにテリー氏が、
「とは言っても(中国人が観光に)来ることによって、日本という国を理解してくれて、本国に帰って"日本ってすばらしい!"と言ってくれると、
日本と中国の交流はよくなるわけじゃないですか」と述べるが、勝谷氏は「よくなりません!」と再び否定。
「歴史的事実を言っているだけだから!」とヒステリックにがなり立てた。
勝谷氏といえば、すでに降板したが『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ系)でも嫌韓反中の態度を示し、
過激な発言を繰り返してきた人物。その罵詈雑言がネトウヨからの支持を集めてきたが、今回の放送でも、
Twitter上の反応は「よくぞおっしゃった!」「スッキリで勝谷が正論言いまくりでスッキリだわ」と勝谷氏の発言を肯定する意見も多く寄せられた。
この中国人観光客の公共マナー問題については『スッキリ!!』に限らず他局でも大きく取り上げられているが、
語られるのはいつも「日本人にとっては信じられない光景」という意見ばかり。日本人は行儀正しく、街もきれいで、
みんなゴミはきちんとゴミ箱に捨てるのに......と、まるで日本人はむかしからマナーを守る民族だと言わんばかりに誇らしげだ。
しかし、そんな公共意識や衛生概念を日本人がもつようになったのは、つい最近の話。
むかしは日本人だって、中国人と似たようなマナーの悪さだったのだ。勝谷氏はマナーの悪い中国人で溢れる銀座に行きたくないというが、
むかしの銀座は、同じようにマナーのなっていない日本人で溢れていたわけである。
そんな過去もなかったことにして中国人のマナーにだけ目くじらを立てるあたりは、さすが"歴史修正主義者"の面目躍如というべきかもしれない。
だが、勝谷氏の発言は見過ごせない問題をはらんでいる。それは、「いまさら教育しても直りません」と断言している点だ。
日本も同じような道を通ってきたにもかかわらず、都合の悪い歴史は棚上げして、中国や韓国を叩く材料にする。
そして、それは「直らない」と決めつける。マナー問題に限らず、こうして頭から決めてかかる態度によって、
日本は優れた国、中国・韓国は劣った国といういびつな印象操作を行うのは、ヘイト以外の何者でもない。前述の池上氏も、今回のような言説を、こう批判している。
〈歴史的発展段階で通る過程において起きることを、韓国だから中国だからこうなんだといって叩いている。
ちょっと前は日本だって同じだったよ、という歴史も知らないまま日本の誇りを持つというのは、非常に歪んでいます。〉
〈昔から日本は清潔好きで、行列はちゃんとつくる優等民族だという発想がこわいですね。民族の問題じゃない。発展段階や政治体制の問題なのに。〉
歪んだ優越感と差別意識の「恥」というものを私たちはもっと自覚すべきだろう。(水井多賀子)
http://news.livedoor.com/article/detail/9817725/
引用元: ・【リテラ】ワイドショーが中国人観光客マナー批判のヘイト報道大合唱!日本も最近までマナーが悪かった事を棚に上げ中韓を見下す[2/24]
【学ばないから馬鹿にされるんだ!!【リテラ(水井多賀子)】「いまさら教育しても直りません」ワイドショーが中国人観光客マナー批判のヘイト報道大合唱![2/24]】の続きを読む