1: まるっとニュー 2020/04/20(月) 15:46:45.11 ID:CAP_USER
昨年7月を境に急激に冷え込んだ日韓関係が、「国境の島」対馬の経済を直撃している。一昨年は史上最高の41万人に上った韓国人観光客が、昨年7月以降は毎月、前年に比べ実に9割前後も激減しているためだ。今年2月からは新型コロナウイルスの影響も加わり、歯止めがかからない。いったい、どんな状況なのか――現地を訪れ、実情をルポする。

対馬(長崎県)が日韓の仲を鏡のように映すことは、長い歴史が示す。その歴史は、対馬の地理的・地政学的条件に由来する。

対馬北端に近い比田勝から韓国の釜山まで約50キロ、これに対し対馬南の最大の町、厳原(いづはら)から博多湾まで約100キロと、韓国より日本のほうが2倍も遠い。対馬の北端からは釜山の町が眺望でき、夜には光を放つ釜山の夜景が楽しめる。

そもそも、「対馬」という少し奇妙な島の名は、日本から朝鮮半島へ渡る際に津(船の停泊地)となる島(津島)に由来するとも、朝鮮半島南部の古代小国家・馬韓と相対する島であることに由来するともいわれる。

対馬の人口は3万379人(昨年12月現在)。前年比で577人減った。この人口わずか3万人の島に、一昨年は41万人あまりの韓国人観光客が訪れたのだ。それが今、幻のように消えてしまったのだから、島民への経済的打撃は底知れない。

「経済はどんどん上がってストンと落ちた。免税店の中には閉めたところもある。韓国資本で建設中だった近くのホテルは、完成したがオープンできずにいるhttps://biz-journal.jp/wp-content/uploads/2020/04/post_152984_1.jpg」。厳原の住民が明かした。

とりわけ、韓国人観光客を目当てに韓国人企業家が自ら資本を投入してつくったホテル、飲食店、免税店の打撃は「100%」と痛烈だ。うち、ホテルは建設後に開業できない1軒のほか3施設が開店休業状態という。

■対馬の地政学的重要性 (一部省略)
 
韓国にもっとも近い位置にあるばかりでない。対馬は、南北約82キロ、東西18キロ内外と細長く、その面積は離島を含め709平方キロに及ぶ。沖縄本島、佐渡島、奄美大島に次いで、日本で4番目に大きな島だ。地政学的な重要性が際立つ。

韓国の李承晩大統領は、大戦後の1949(昭和24)年1月、対馬は韓国領だとして日本に返還を要求した。「竹島だけでなく、対馬も歴史的に韓国の領土だが、日本に強制的に不法に占拠された」と主張したが、日本を占領したGHQ(連合国軍最高司令部)に「根拠なし」と拒否される。

ところが、2005年以降、韓国の市議会や国会議員有志、政府与党らによる「対馬は韓国領土」の主張、返還要求が活発化する。2007年には、前韓国海軍作戦司令官が対馬への軍事侵略計画を作成するよう韓国政府に進言した事実が発覚する。

08年7月には、韓国の退役軍人らの団体21人が対馬市役所前で「独島(竹島)は韓国領土、対馬も韓国領土」と大書した横断幕を掲げて抗議活動を行い、地元市民とにらみ合って騒然となった。

韓国で08年7月に実施した世論調査(19歳以上の男女700人が対象)によると、「対馬返還を日本に要求すべき」との主張に賛成する人は、実に50.6%(反対意見は33.5%)に達した。

こうした新たな領土的要求は、国境の島・対馬の重要性が韓国で再認識されてきたことを映す。同時に、それは後述するように、韓国が歴史的に経験した、対馬をベースとする日本軍の侵攻への潜在的不安の裏返しとも言える。

対馬は、こうした地理的な個性にもうひとつ、独特の風土が加わり、生存条件が左右されてきた。対馬の土地は山林が多く、平地に乏しい。耕作には向かない。早くも「魏志倭人伝」に次のように記されている。

「土地は山険しく、深林多く、道路は禽(きん)獣(じゅう)の径(みち)のごとし」

そんな風土であれば、対馬は地理的な有利さを生かし、日朝との交易で生計を立てるべき地、との生活観が島民の間に確立するのは必然であった。漁業、林業、銀や銅などの鉱業で生活する道はあったが、安定した収入は難しい。このような環境から、対馬は歴史の始まりから日本と朝鮮との交易関係に、どこよりも深くかかわるようになったのである。

2020.04.19 18:40
https://biz-journal.jp/2020/04/post_152984.html
https://biz-journal.jp/2020/04/post_152984_2.html

引用元: ・【対馬】 韓国人観光客9割減で経済に大打撃…韓国資本のホテル、飲食店、免税店も壊滅状態 [04/20]

【これは朗報だろ 【対馬】 韓国人観光客9割減で経済に大打撃…韓国資本のホテル、飲食店、免税店も壊滅状態 [04/20]】の続きを読む