1: 鴉 ★@無断転載は禁止 2017/04/20(木) 23:23:39.00 ID:CAP_USER
日本で暮らす「朝鮮籍」=北朝鮮国籍、ではないという事実―なぜ彼らは「朝鮮籍」にこだわったのか?
ダ・ヴィンチニュース 4/19(水) 6:30配信

 日本で暮らす「朝鮮籍」者は大韓民国の国籍所有者ではないことから、便宜上旅券の申請などは朝鮮総連が窓口になっている。だからなかにはDPRK(朝鮮民主主義人民共和国=北朝鮮)の旅券を持つ者もいることはいるが、「朝鮮籍」とは北朝鮮国籍を指すものではない。『ルポ 思想としての朝鮮籍』(中村一成/岩波書店)の前書きにも、このように記されている。

「朝鮮籍」、それは、植民地時代、皇国臣民として戦場にまで動員した朝鮮人を、敗戦後、「外国人」として無権利化する際、外国人登録証明書の国籍欄に記された「地域の総称」である。  韓国にもDPRKにも国籍が帰属しない彼らの身には、不便と不自由がつきまとう。真っ先に挙げられるのは日本を出国する際の手続きが煩雑なことと入国が困難な国があること。そしてDPRKが何か起こした際、悪意の矢面に立たされてしまうことだ。

 それでもあえて、朝鮮籍を保持する人たちがいる。この本に登場する6人はいずれも現在まで、「朝鮮籍」にこだわってきた。しかし彼ら彼女らの「思想」とは、日本や韓国を忌避してDPRKを支持するなどといったものでは決してない。

 詩人の鄭仁(チョン・イン)さんは「確かに朝鮮総連の活動家でもないのに朝鮮籍は、今時珍しいわな」と笑い、民族学級(在日韓国・朝鮮人の子供たちが言葉や文化を学ぶ場。民族学校ではない)の講師をしてきた朴正恵(パク・チョンヘ)さんは、朝鮮人の父と日本人の母の間に日本国籍者として生まれている。

米軍政下にあった朝鮮半島で、約3万人が虐殺された「済州島四・三事件」を描いた小説『火山島』(文藝春秋)著者の金石範(キム・ソッポン)さんは「朝鮮というのは記号ですよ。なぜ我々が記号の存在であるかということ。

北朝鮮と日本の国交正常化が実現すれば、朝鮮籍は半強制的に共和国の国籍になります。(中略)でも私は韓国籍も北朝鮮籍も取らない」と問題提起し、朝鮮人被爆者の支援を続ける李実根(リ・シルグン)さんは、「『祖国』と言われればワンコリアですよ」と言い切る。

彼らの朝鮮籍とはいわば「朝鮮半島にルーツを持つ自分が、この日本でどう生きるか」の矜持を形にしたものなのだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170419-00368827-davinci-life&p=2

引用元: ・【在日】朝鮮籍は半島にルーツを持つ自分が、この日本でどう生きるかの矜持を形にしたものだ [無断転載禁止]©2ch.net

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