1: まるっとニュー 2019/08/12(月) 20:46:06.24 ID:CAP_USER
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ドキュメンタリー映画<主戦場>(監督ミキ・デザキ)には同じカットが連続して二度出てくる場面がある。「日本会議」代表委員、加瀬英明(83)は話す。「それは日本が戦争に勝ったおかげでしょう。」ミキ監督も、その言葉がとても印象的だったからかアンダーラインをひくように繰り返して編集した。「日本が戦争に勝ったおかげでしょう。」加瀬にとって第二次世界大戦は日本が勝利した戦争だ。

加瀬は「新しい歴史教科書を作る会」諮問委員など日本の様々な極右団体に籍を置く有力要人だ。歴史教科書を諮問する人が「精神勝利法」で歴史を認識するのは驚くべきことだが、そこにもそれなりの理由がある。1945年8月15日、ヒロヒト日王の「大東亜戦争終結ノ詔書」だ。

「玉音放送」と名付けられたラジオ放送で日王はただ一度も「敗戦」という表現を使わなかった。ただし「米・英・中・ソの共同宣言を受諾」し、これもまた「世界の大勢が有利でない」ので「選択」したものだ。先に戦争を起こしたのも「帝国の自尊と東アジアの安定を切実に望んだ」結果だったことを熱心に強調する。

加瀬の代表的な活動空間である「日本会議」は日本最大の極右団体だ。国会議員の40%、アベ内閣閣僚の80%が所属しているという観測もある。加瀬が抜けているとしても、日本政界など主流勢力の精神世界とかけ離れていると見るのは難しい。彼らの内面にはヒロヒト日王の「オク・ソリ(玉声)」が綿々と流れているのだろう。

明後日は光復節だ。日本では「終戦記念日」だ。政治家たちはこの日をむかえて戦犯の位牌がある靖国神社に参拝する。もちろん戦争で降参した日を自ら「敗戦記念日」と卑称する国はない。ドイツ政府も1945年、連合国に降参した5月8日を終戦記念日と呼ぶ。しかし、その実状は日本と全く違う状況だ。

過去の東ドイツはその日を「解放日」と呼んだ。西ドイツも1985年、ワイツゼッカー大統領が「ドイツ民族がヒットラー政権から解放された日」と規定した後、州政府らの次元で「解放日」に代えてきた。日本極右が明治時代への退行行動を見せるのは日王からの「解放」という自我発達段階を経ることができないためではないか。

アン・ヨンチュン論説委員

ソース:ハンギョレ新聞(韓国語)[ユーレカ]日本極右、彼らだけの‘精神勝利法’
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/905441.html

引用元: ・【韓国】 日本極右の「精神勝利法」~明治時代への退行は日王から「解放」されていないからか[08/12]

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