1: ダース・シコリアン卿 ★@無断転載は禁止 2016/06/29(水) 19:47:17.96 ID:CAP_USER
佐賀県が推進してきた「先進的ICT利活用教育推進事業」の一環として開発された教育情報システムから、県立高校の生徒など延べ1万5000人以上の個人情報が流出していたことが判明。

佐賀市内に住む17歳の少年が、不正アクセス禁止法違反容疑で警視庁に逮捕された。

不正アクセスを許したのは、平成25年4月から県教員が運用を開始していた佐賀県教育情報システム「SEI-Net(セイネット)」。

セキュリティの脆弱さを衝かれた形だが、このシステムの導入時に実施された業者選定で、不正が行われていた可能性が極めて高いことが分かった。

SEI-Net導入で疑惑の選定

「SEI-Net(セイネット)」とは、佐賀県教委と凸版印刷が開発したとされる教育情報システム。同社のホームページでは次のように紹介されている。

≪佐賀県全体における、学力向上のための環境整備の1つ。具体的には、小学校や中学校、高等学校に通う児童・生徒について、教職員が出欠管理や成績管理、保健管理などの情報をシステムに入力して専用のセキュリティサーバに蓄積。

情報の授受は専用回線を通じて行うことで県教育委員会と市町教育委員会が連携し、児童・生徒一人ひとりの情報を、小学校から高等学校にいたるまで一括して参照できるため、個人の進捗状況に合わせた、より的確な指導が可能になります。≫
 
県教委は、先進的ICT利活用教育推進事業の一環として基幹システムの構築を目指し、平成23年に民間企業への業務委託という形で研究開発に着手。

24年5月に基幹システムの詳細設計や運用を担う業者を選定するため総合評価方式の入札を行い、凸版印刷が落札していた。不正の疑いが持たれているのは、この時の入札。もっとも重要な技術点の評価で、意図的な操作が行われた可能性がある。

下は、佐賀県教委への情報公開請求で入手した資料を基に、総合評価における選定委員ごとの技術評価点を表にしたものだ。

ベネッセコーポレーションに最高点を付けた委員が4人いるのに対し、凸版印刷に最高点を付けた委員は3人しかない。この2社に絞って確認してみると、ベネッセの入札価格は「6億1,660万円」、凸版は「6億3,460万8,000円」。

どう見てもベネッセ有利のはずだが、結果は凸版の勝利だった。何故か――。次の表は、上掲の委員別評価点を入札業者ごとに足し、平均点を出したものだ。凸版が1位になっている。

7人中4人が最高評価を付けたベネッセが外され、3人の支持しか得られなかった凸版が選ばれたのは、凸版を推した3人の委員の点数が異常に高かったせいだ。

満点は1600点。渡辺委員、廉委員の2人が満点に近い点数で、福田委員も高い評価。ベネッセに大きく差をつけた採点を行っていた。

渡辺委員: ベネッセ=1004点  凸版=1556点 552点差
福田委員: ベネッセ=1068点  凸版=1492点 424点差
廉 委員: ベネッセ= 980点  凸版=1580点 600点差

一方、ベネッセを選んだ4人の委員は、こう採点している。

志岐委員: ベネッセ=1312点  凸版=1248点 64点差
森本委員: ベネッセ=1472点  凸版=1088点 384点差
中村委員: ベネッセ=1340点  凸版=1220点 120点差
古川委員: ベネッセ=1416点  凸版=1144点 272点差

いかに偏った採点だったかは、凸版派3人で1576点もの差をつけているのに対し、ベネッセ派の点差が840点でしかなかったことでも分かる。

入札価格の点数は、『800点-{(入札価格×1.05/予定価格)×800点}』で計算しており、ベネッセは22.82点、凸版は0.12点。技術評価で105点開いてしまえば、逆転は不可能。

技術点ですべてが決まる入札だった。渡辺、福田、廉3委員の偏った採点は、凸版を勝たせるための意図的なものだった疑いがある。

「HUNTER」 2016年6月28日
http://hunter-investigate.jp/news/2016/06/-ictsei-net25-sei-netict-26ict-2326-25650.html
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引用元: ・【国内】情報流出の佐賀県教育情報システム 業者選定で不正の疑い チラつく韓国系企業の影[6/28] [無断転載禁止]©2ch.net

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